借力日記 : 人事から見た採用応募者の「ありのまま症候群」

2010年12月02日09:43 by 谷口マサト 人事から見た採用応募者の「ありのまま症候群」 カテゴリ chakuriki Comment(0)Trackback(0) 某社の人事から聴いた話。 近年、採用応募者のなかに「ありのままの自分を見てほしい」といってなにも準備をしてこない人が増加している。彼らの多くは個性を言い訳にしている。何かができなかった場合「それ系、自分はできないタイプなんですよ」と、現実を見ず、結果として「何もできないタイプ」になってしまっている。 たしかに個性は重要だ。しかし、他人からみてどうでもいい個性が、他人にとって意味をもつ普遍性を持つに至るまでには、相当な試練と修行が必要で、普通に仕事をするよりもレベルが高いことだ。個性はむしろ、スキルを身につけたあとに出てくるものだろう。 ありのままの未熟な個性は見るに耐えない浮わついたものだが、精錬されたスキルも最終的に

[nuit]

"自分の個性は他人が決めるものだ"