葬儀なんかいらない - 心に青雲

某日。 道場生からメールで、明日の稽古は親族の通夜があるため、申し訳ないが欠席します、と連絡があった。 稽古に出る出ないは、社会人でもあり、強制はしていないけれど、その理由が親族の通夜、葬儀に出るため、とはいささか呆れた。 と、言えば、親族の通夜に出るのは当たり前じゃないか、お前の空手道場では、そんなことにも干渉するのかと怒る人もいるだろう。 むろん、普通の生活を送れれば良いとする人は、どうぞ通夜だろうが葬式だろうが出席したらいい。 しかし、自分が人生賭けての学びと捉えているわが流派の空手修行を後回しにした、その理由が親族の通夜とは！ なかには友達の父親が亡くなったから稽古を休む、と言ってきたものもいた。 そういうのを「ドカッペ！」という。 田舎では昔からのシガラミというのか、共同体意識が強く残るから、何は置いても葬儀や結婚式には駆けつけねばなるまい。そういう事情は分からない

[mobanama]

志を立てた結果がこれじゃあなあ。