文章で飯を食っていくということ : 本とeBookの公園

春になり、街でフレッシュマンをよく見かけるようになりました。 見かけるだけではなく、時折思わずのけぞることも。 この間、20代前半の大学の後輩2人と飲んでいたら「電子書籍業界に入りたいんですけど」と突然言われ、のけぞってしまいました。 従来の漫画とかラノベ、ボーイズラブ愛好者ではなく、ふつうの本好きのようです。 これは時代の変化の現れなのか。ただの奇特な若者なのか（笑）。 電子書籍市場を傍から見たら、右肩下がりの出版市場と比較してほぼ右肩上がりに拡大しているように思われがちです。ところが、電子書籍の仕事を始めて10年経った私の実感としては、最初が小さすぎたの一言に尽きます。仕事のやりがい云々は個人差があるのでさておき、ルックスも能力も高そうな将来性豊かな若者が身を投じるほど魅力的な業界かというと、疑問符がつきます。 ひと昔前と比べ電子書籍市場全体が伸びている割に、給料相場は決して高くありま

[elm200]

残念だけど文章を書くだけでカネがもらえる時代はほぼ終わった。食える人たちは総合パフォーマー(芸人)になっていく。良し悪しは別にして。

[syuu1228]

“紙媒体を主戦場としてきたライターさんの中には、そんな現状を全く知らない方もいます。中堅どころの活字系ライターさんに予め原稿料を正直に伝えたところ、「失礼だ！」と怒られたこともあります。”

[Louis]

なんていうか前世代の「文章で飯を食っていける」人たちが特権階級化してるように感じる

[shimaguniyamato]

もう取材費も捻出できないので、もともとその現場に居る人に書かせる、みたいな流れになってると思う。俺とかもその類だし。よくないよなーと思う。

[burnworks]

『フリーランスとして働くことも会社に属することも両方にメリット、デメリットが / どっちがいいかではなく、価値観やキャリア変更年齢の個人差があるとしても、複数の選択肢から選べる環境が大切』

[mizukemuri]

『よく報道されるように、古いメディアが衰退して新しいメディアばかりが成長する未来が約束されているわけではない』

[es-labo]

まだ実績のところで、これまで出版物はどのようなものを？ですかと？まずは確認が入ることが続くと思う。ただ、英語のアプリとして出版に参加しましたとなると海外の市場の様子などと比較して評価も変わると思う。

[koyhoge]

とはいえ電子出版ビジネスは当分伸び続けると思う。そこに従来型の出版社は存在しないのかも知れないが。

[ueshin]

「現在は「文」というよりも「集客力」を売る文章家といった表現が実態に即している」

[tanayuki00]

「お金をgoogleに払うのとライターに払うのとどっちが得か」「実績数値が明確に出やすいネットの世界においてはコンテンツに払うよりネット広告に払う方が効率的かつ確実だと考える人が依然として多数派です」

[medihen]

”昔から「売文家」という言葉がありますが、現在は「文」というよりも「集客力」を売る文章家といった表現が実態に即しているのかもしれません”