性的自己決定権は誰がために : 九段新報

九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 千葉県内で女子中学生に乱暴したとして強姦ごうかん罪に問われた無職男性（２７）の控訴審で、東京高裁（三好幹夫裁判長）は１９日、懲役４年６月とした１審・千葉地裁判決を破棄し、「合意の上だった可能性が否定できない」として逆転無罪の判決を言い渡した。 高裁は、中学生が男性と別れた後もすぐに助けを求めずに公園で眠り込んだことを指摘。さらに、男性が抵抗を妨げる暴行や脅迫を行ったとも認められないとし、「中学生は強い抵抗を示していない」と判断した。 強姦罪に問われた２７歳男性に逆転無罪の判決 YOMIURI ONLINE この裁判自体の判決文が見つからないので、具体的に言及することはあまりしたくはないんですが。 しいて言えることがあるとすれば、「疑わしきは被告人の利益に」と

[cinefuk]

例えば14歳の子供に性的自己決定権を認めるとしましょう。一方で選挙権や売買契約の権利は認めないのは著しく矛盾します。何故なら、14歳の性的自己決定は信用できるのに、政治的、経済的な判断は信用できないという

[shotany]

「嫌だと思った時に否定が出来るか、被害を受けた時に救済されるか……これが整ってないと、なまじ権利がある分自己責任論が蔓延る可能性もあるのでむしろ有害になりかねません。」