教授のひとりごと : 壊れる大学 - livedoor Blog（ブログ）

週刊ダイヤモンド（9/18）の特集は『壊れる大学』。 なかなか衝撃的なタイトルだったので手にとってしまった。すでに見えている未来がある。人口動態だ。１９９２年のピークから６割にまで減った１８歳人口は、今後とも緩やかな減少が続く。すでに多くの大学が学生確保に難渋し、財務問題に苦慮する。状況が好転することはない。大学教育現場の悪戦苦闘はさらに深まる。取り巻く環境は激変し、大学は大きく変質した。最高学府たる大学は壊れつつある。 まずは経営状況が悪い大学についてのレポートがあり、「危ない大学３０」といった独自ランキングが紹介されている。小規模な（入学定員８００名以下）大学では定員割れしているといったデータも掲載されている。生き残り策として、入試制度の見直し、学生の就職支援、入学前教育や初年次教育など面倒見のいい大学などが紹介されている。聖学院大学学長の阿久戸光晴氏の談話が掲載されていた。本来、学ぶ