池田菊苗とグルタミン酸 : 有機化学美術館・分館

10月24 池田菊苗とグルタミン酸 さて今月の新潮45での連載「世界史を変えた化学物質」は、グルタミン酸がテーマです。世界の食文化の中で「うま味」がどう位置づけられてきたか、うま味調味料の発見者池田菊苗と、発売元である味の素の苦悩、みたいなところを書いてみました。 こちらが表紙。 実際、これほど日本人に愛されていながら、これほど嫌われた物質もないのではと思います。今回は編集者さんにも大変好評だったので、見かけたら手にとってやっていただければと思います。 グルタミン酸ナトリウム 今回いろいろ調べて思いましたが、グルタミン酸という化合物はなかなか特異な位置を占める物質です。たとえば20種あるタンパク質構成アミノ酸の多くは、グルタミン酸を原料として作られます。つまりグルタミン酸は、生体の最重要物質であるタンパク質合成の、鍵を握る存在なのです。 またグルタミン酸は神経伝達物質てもあり、記憶や学習な

[goldhead]

すみません、菊田早苗さんと見間違えました＞"一般的な知名度は極めて高いとはいえません"

[BUNTEN]

俺は化学調味料好きだけどなぁ。嫌いな人はほんと毛嫌いする。好みの問題なので嫌いだという人がいても放っておくけど、えてして好きなのは異常だ的なくってかかられ方を…。orz

[nanagami]

有機化学美術館・分館:池田菊苗とグルタミン酸

[KariumNitrate]

化学調味料が嫌われる理由として、ラーメンにおいては手間暇を惜しんで化学調味料使うんじゃないって感覚かなあ。逆に化学調味料を駆使してどのくらい安い金額で満足度の高いラーメンが作れるのか気になる。

[take1117]

しかし、イボテン酸の旨み作用はグルタミン酸の10倍つまりやたらと旨い！リスクを冒してても食べる味

[charliecgo]

イボテン酸を含む茸などは食うと大変うまみがすごいらしい。食いたくないけど。

[usausa1975]

グルタミン酸=味の素の発見者。

[bookkeeper2012]

"重要な物質に似ているものというのは、えてしてろくなことを引き起こしません"