『ITとカースト インド・成長の秘密と苦悩』 : Espresso Diary@信州松本

2007年01月26日20:04 カテゴリ書評 『ITとカースト インド・成長の秘密と苦悩』 消費者物価は、やや弱い数字。いったん120円の円高に振れていた為替は、121円に戻りました。市場が日銀の利上げについて、ちょっと懐疑的になった感じ。JALに続いてANAも地方の路線の整理を打ち出し、いったん撤退したインドの路線を開設します。やはり日本は地方の経済が弱く、アジアに活路を求めざるを得ないのです。 伊藤洋一さんのITとカーストインド・成長の秘密と苦悩を読みました。インド社会の光と影が濃く描かれているので、日本で騒がれている格差などは、とても格差とは呼べないように思えてきます。松本にホームレスが現れた90年代、私は知り合いのバングラデシュ人に、こう言われました。「そんなの世界中にある。世界どこでも一緒。同じ、同じ」。映像で見る現代の日本の住宅は、だいたいが同じ大きさで、同じような雰囲気です

[sarutoru]

伊藤洋一、ITとカーストインド・成長の秘密と苦悩

[morutan]

『内側にいれば「格差」の大合唱が聞こえるニッポンですが、実際には少し世界並みになってきただけなのかもしれません』

[masato611]

インド社会の光と影が濃く描かれているので、日本で騒がれている格差などは、とても格差とは呼べないように思えてきます。