本の記事 : 〈本の舞台裏〉スマホ小説家を養成 - 上原佳久 | BOOK.asahi.com：朝日新聞社の書評サイト

アマチュア作家が書き、携帯電話で読まれる「ケータイ小説」が流行したのは１０年も昔の話。と思いきや、主舞台をスマートフォンに移して、意外な盛り上がりをみせている。そんな「スマホ小説」の投稿サイトを運営する大手、エブリスタ（ディー・エヌ・エーとＮＴＴドコモの共同出資会社）が今月、作家の卵の支援を始めた。名付けて「スマホ作家特区」。アマチュア作家を募集して、その中から有望な書き手に月１０万～２０万円を援助、創作に専念してもらう。 自社の投稿サイトで作品を発表してもらい、収益に結びつける狙いだ。まずはサイト上で、読者に作品の一部を試し読みしてもらう。人気が出たら、紙の本として出版したり、電子書籍として販売したり。ネット上で人気調査が済んでいるため、ビジネスとしても手堅いというわけだ。 今回援助する書き手には、スマホ小説に合った文体にするようアドバイスする。一文を短く。改行を多く。ふと手の空いた細切

[fiblio]

「駆け出し作家の助走期間を支えて、スマホ発のベストセラー作家をどんどん生み出していきたい」と

[CAX]

“映画化された『王様ゲーム』（金沢伸明著）シリーズは小説と漫画を合わせて５００万部を突破。” そんなに売れているんだ。