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コラム別に読む : スピノザが来た 鈴木繁が選ぶ本 - 鈴木繁(本社編集委員) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
■危機に強いぞ、高潔な異物 哲学史の異物。難解かつ分類不可能。そんな17世紀の思想家スピノザの潮が... ■危機に強いぞ、高潔な異物 哲学史の異物。難解かつ分類不可能。そんな17世紀の思想家スピノザの潮がひたひたと満ち来ている。昨年はその名のついた本が次々と刊行された。 バルフ・デ・スピノザは1632年、ポルトガル出身のユダヤ商人の息子として、チューリップバブル直前のアムステルダムで生まれた。ヘブライ語の研究で才を見せるも、23歳の時「あらゆる呪詛(じゅそ)が、彼の頭上に下らんことを」と宣言され、ユダヤ教会を破門される。 居を変え、独学で思索を深めて63年に『デカルトの哲学論理』、70年『神学・政治論』を出版する。ところが今度はキリスト教会から「冒涜(ぼうとく)的」と難じられ、神の定義から展開する主著『エチカ』の出版は、77年の没後まで出来なかった。 その神は、ただただ無限で永遠な存在。顔も慈愛もなかった。経済と科学の先進国だった当時のオランダでさえ「スピノザ的」は侮辱の表現となった。 ■我思
2012/03/27 リンク