エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
書評・最新書評 : ブエノス・ディアス、ニッポン ななころびやおき著 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
書評・最新書評 : ブエノス・ディアス、ニッポン ななころびやおき著 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
こう言っちゃ何だが、はなから売れるのを放棄したような書名とペンネーム。しかし、激変する在日外国人... こう言っちゃ何だが、はなから売れるのを放棄したような書名とペンネーム。しかし、激変する在日外国人社会の現状を知るためには必読の一冊と言えよう。 著者は、依頼人の七割以上が在日外国人という現役ばりばりの弁護士である。“不法滞在”中、交通事故に遭ったスリランカ人への保険金の交渉から、ダウン症児を抱えるペルー人女性に対する強制送還命令の取り消しまで、複雑多岐な実例をあげつつ、われわれが毎日のように見かける外国人たちが、日本で何を思い、どんな問題に苦しんでいるかを伝えてくれる。 日本人男性との不倫の末に出産したフィリピン人女性とその子に在留特別許可を与えるのは、「正常な婚姻秩序」を乱すとした国側に、じゃあクリントンやミッテランも国の秩序を乱したのかと迫るあたりは、著者の面目躍如。外国人たちに振り回されながらも、彼らに育てられてきたという著者の心意気が、全編にあふれている。挿画もいい。 [評者]野村