なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか？ ～せっかちな創造性の追求【前編】 (2ページ目)：日経ビジネスオンライン

詰め込み教育の後半を通ってきた者です。確かに、当時は詰め込み教育に対する弊害を財界も、メディアも盛んに論じ、世論の指示を得ていた気がします。だから、文科省を一方的に責めるメディアや財界、ひいては40歳以上の国民に対して、大きな違和感を感じえません。ただし、バブル崩壊により右肩上がりの時代が終わり、明らかに時代が変わったのも事実。終身雇用が崩れ、一定の豊かさを得た日本において求められる教育が「ゆとり」ではなくなったのも事実だと思います。そして、昔を引きずり舵取りが出来ない大人たちは少子高齢化の日本のビジョンを見出せず、教育はダッチロールをしているのだと思います。(2008/02/21)

[mobfootballer]

おっしゃるとおりの経緯があったと思う。80年代、中学校が荒れたりなんかしてその原因を詰め込み教育に求めたような雰囲気もあったやに記憶する。そこで出てきたのが「ゆとり教育」

[t_yano]

「たとえば、「見えざる手」とかがそっと出てきて、「何の手ですか？」と質問されたりすると困ってしまいます」　ああ、普通にありそうだ、と思って基礎学力の重要さに思いが至った。