原発もあの戦争も、「負けるまで」メディアも庶民も賛成だった？：日経ビジネスオンライン

池上彰さんの新連載、スタートです。池上さんが、さまざまな分野の学者・研究者を訪ねて、日本と世界が直面するさまざまな問題を、各界を代表するプロの「学問の目」でとらえなおす。いわば、大人の大学、それがこのシリーズです。 第1回でご登場いただくのは、東京大学で歴史学の教鞭をとる加藤陽子教授。加藤先生は、以前も日経ビジネスオンラインにご登場いただき、ベストセラーとなったご著書『それでも日本人は戦争を選んだ』をテキストに、なぜ日本人が負けるとわかっていた第二次世界大戦に突入したかを検証しました。 いま加藤先生にお話をおうかがいする理由。それは、東京電力福島第1原子力発電所の事故で明らかになったように、日本の原子力発電にまつわる行政、政治、企業、地域社会、そしてメディアの行動パターンがおそろしいほど、第二次世界大戦のときのそれとそっくりだったからです。 日本人はどうして同じ過ちを繰り返すのか？ どうす

[tyokorata]

自衛隊問題と原発問題は根っこが同じで、玉虫色の解答でお茶を濁す。何故なら｢話し合い」で｢間」を取ることで、お話を進めるから。日本軍が負けた理由と同じです。そこには議論による白黒の決断は無い。

[dimitrygorodok]

厄介事はお上にお任せと言う気質も問題かと。個人が何言っても無駄、と言う悲観主義の裏返しな感じで/勉強が大事と言うのは同感。奥能登の珠洲原発反対運動も個人の努力の積み重ねがあった。

[koinobori]

ほんとに書かれているような就職差別はあったのか、わからないので評価保留。あと、反対派って現時点でも批評対象に詳しくないかなあ。最近反対しだした人が詳しくないのは当然としても、以前から反対してた人は。

[HideAutumn]

良対談。

[downist]

そう、神学論争じゃあダメなんだよ。『現実を受け止める』、やっぱりここが基本ですよね。

[mkusunok]

胸にズシンとくる記事。番号制度の問題も諸々想定が足りないところにあるのではないか？住民票の出自を考えると配給制度くらい想定に入れて制度設計した方がいい気が

[witchstyle]

池上さんの新連載

[ningenmiman]

大東亜戦争は1941年（昭和16年）12月8日ですね。アメリカの黒人奴隷輸入は1619年。大半の黒人は1971年まで、「選挙権はあるが投票権がない」状態。戦わなければ奴隷にされていたかもしれないと考えるのは間違いですか？

[kechack]

リベラルや左派こそ、オタクと称されるほどに、軍事や科学や技術に通暁して欲しいと思います。リベラルによる現実主義、保守による理想主義。この、あまり見かけない、たすき掛けの組合せを追求したいものです。