「意味」を問うことの意味について - 花と石ころ

「「意味をひとつ一つ考えるのではなく、花束を受け取るように受け取って欲しい」 - 花と石ころ」について予想外にブックマークをいただいたので、少し続けて考えてみます。 先の記事で述べたとおり、「“意味”を問うことで、受け取ることができるものが狭くなる領域」というのはあると思うのですが、すると、ブックマークにおけるid:kokokubetaさんの指摘のとおり、「こう考えると、逆になぜ意味を問うてしまうのだろうとも考えられる」という問いが発生します。あるいは、id:udyさんの「国語の授業における文章読解訓練の賜物」という指摘を受けると、「「意味」を問うことの意味」って何なのだろう、ということを考える必要が生じます。 このことについては、私もずっともやもやしたままなんですが、あやふやな言い方をすると、「「意味」しか問えなくなることも問題だけれども、「意味」について考えることができないというのもま

[delayedresolve]

『日常の「物語的理解」とは外れた、非-物語的理解の力が必要になるのです』＜非-物語的理解が無理な者の文学的なものへの接し方は…。

[kkbt2]

とくに「人生の意味」というところにいくと、やっかいな問題になってくると思う。意味が内在している、と考える以外に、意味は自分で付与する、ということに自覚的になるとまた異なるのか

[kanimaster]

面白かったです。

[chintaro3]

意味を問う≒意思を問う　に言い換えたほうがすっきりする場合も多いけどそうじゃない場合もあって複雑だ

[kawa106]

国語の授業の存在と意味を求めすぎる人の思いについては、自分の中でうまく消化できずにいたけどちょっとすっきりした

[urbansea]

これはＣＭの編集室でよく経験した。>>「意味」を問わない」態度は、ある程度意識的な訓練の末にしか獲得できない態度なのではないか