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ボクボカロクロニクル第13回「リン・レンとR&B」 - ボカロとヒトのあいだ
2008年に入るとボカロ曲はますます多種多様になっていきます。ボカロのカンブリア爆発期到来です。ボカ... 2008年に入るとボカロ曲はますます多種多様になっていきます。ボカロのカンブリア爆発期到来です。ボカロシーンに新たに参入したPが自分の得意分野で持ち味を発揮しはじめます。 中でも鮮度が高かったのはR&Bをベースにした曲です。ボカロとR&Bは最も遠く離れたジャンルだと思い込んでいただけに、意外な相性の良さに驚きました。 2008年3月7日 dixie flatline ボカロR&Bスタンダード。R&Bを構成する重要素は聴いていると思わず身体が動き出す「はねるリズム」です。ボカロはエレクトロやトランスに乗せることで空間ごと変移させるような表現が得意であり、特にミクは最強の能力の持ち主でしょう。しかし肉体を意識させるR&Bとは相性が悪い。ミクは声にキレがないので、「はねるリズム」に乗せるとフワフワしてしまって、ひたすら落ち着きません。逆にリン・レンのキレと粘性の高い声は見事にR&Bにはまりました
2013/01/08 リンク