民主党の科学政策 - Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録

現在、衆院選にむけて、マニフェストや政策を練り直しているようだが、2007年のマニフェストを見る限り、ほとんど科学技術政策はないに等しい。ようするに票にならないからなのだろうが、本当に科学技術政策が欠如しているのであれば、民主党は短期政権にしか値しないだろう。 民主党のウェブサイトを見る限り、科学技術政策についてまとまったものは2002年のつぎの文章： http://www.dpj.or.jp/news/?num=11173 これはかなり詳しいのだが、2002年からアップデートがないというのは、それほど関心がないのか、それとも変える必要がないのか。 とくに気になるのは、独立行政法人を原則全廃というマニフェストの記述である。天下り法人を廃止して無駄をなくして、他のことにつかう財源を確保するということなのだろうけれど、独立行政法人のなかには日本の科学技術上かなり重要な機関があり、それらも廃止し

[onigiri_srv]

ちょっと前までは、この手の擁護は抵抗勢力扱いされてたもんだけど、民主の政権奪取が間近になると説得力が増すというのはなんとも皮肉

[rajendra]

「大学共同利用機関法人と国立大学法人に所属するものをのぞくと国立の研究機関は、大部分、独立行政法人のはずで、それらをすべて廃止したら、日本の科学技術研究はがたがたになる」どうせ何も考えずに壮語しただけ

[no_body]

票にならない政策は放置。将来への投資まで無駄扱いするな。

[mobanama]

"独立行政法人を原則全廃"唖然。アホか。"主党のマニフェストで言われていることがあまりに大雑把であり、良く考えられた政策が表明されているとはいえない"げに。