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『霧の火 ー樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たちー』 - フニオチルニッキ
一見わかりやすくステレオタイプな、今まで何度も見たような戦争モノのようで、そうでもないドラマだっ... 一見わかりやすくステレオタイプな、今まで何度も見たような戦争モノのようで、そうでもないドラマだった。というか、結論としては市原悦子やっぱすげー、というような。夏の旅行でいろいろ見た中で、一番印象深かったのは旧海軍兵学校と大和ミュージアムで見た「回天」の関連展示で。いわゆる神風特攻隊というのには少々でも知識があったものの、それの海軍版であるところの人間魚雷には恥ずかしながら全く知識がなく、さらに回天の場合、それを考案したのが実際それに乗り込む若い将校達だったということに、なんだか自分でも不思議なほどに心がひっかかったのであった。そもそも海軍にはこういう、作戦に従事する者が死を回避できないような作戦は許可しないという規範があったらしく、この提案も何度となく却下されていたのだが、そうこうしているうちに戦況もどうしようもなくなり、結局開発・実行に移ってしまったという経緯があるのだが、この却下されて
2008/08/30 リンク