自民党改憲草案。 - 記識の外

http://www.jimin.jp/jimin/shin_kenpou/shiryou/pdf/051028_a.pdf 何が気に食わないかというと、草案の前文がまったくのカスであること。 現行憲法の前文においては「戦争の惨禍」に至った経緯を反省して、そのうえで民主国家たることが謳われているわけだが、今回の前文にはそれがなく、歴史が抹消されてしまっている。そのうえで「民主主義」「自由主義」といった空疎な言葉だけが並んでいる。 市民革命の経験がない日本にあっては民主主義も自由主義も、戦後アメリカから「与えられた」ものなのであって、自ら獲得してきたものではなかったはずだ。そしてその裏には大日本帝国であった歴史と第二次世界大戦の経験が存在していて、そのトラウマが存在しているがゆえに、それを反省し、現行憲法の前文は民主主義を称揚している。しかし、今回の自民草案ではそうしたトラウマがまったく除去

[quick_past]

なつかしいなこの人も。今どこで何してるのやら。13年前の自民党改憲草案について。このころよりも余計にひどくなってる気がする

[kwkt]

『日本の民主主義の歴史を除去しようとする自民草案の前文は「カス」としか言いようがない。』