四月にまつわる記憶 - 空中キャンプ

この時期、ハンズやロフト、無印良品などに足を運ぶと、かならず「新生活フェア」をやっている。ベッドやカーテン、もしくは炊飯器と冷蔵庫*1と電子レンジをセットにした「新生活家電セット」などを売っているのをよく見かけるのである。「新生活フェア」はもうすでに始まっている。ああいった展示を眺めていると、なんだかそわそわしてくるような、さみしくてせつないような気がしてくる。春にしかないあの感じ。 もうわたしは新生活を始めることができないのである。どんなにあがいても、新生活は始まらない。なにしろそれは、とっくの昔に始まっているのだ。わたしはすでに、東京で18年も生活している。人生の半分をここで暮らしたのだ。いまや、東京におけるわたしの生活はたくさんの場所にややこしく絡みついていて、まっさらの状態からスタートすることなどとてもできない。あー、もう俺は新生活できないんだなー。数十枚のCDといくばくかの本、そ

[ma-rusuke]

人が新生活を始める機会はたった一度だけしかない。あの開放感をうまく説明できない。

[urbansea]

「村上春樹は、はじめて東京にでてきた18歳の自分について、「僕には行くべき場所もなく、電話をかける相手すらいなかったが、それは決して悪くない気分だった」と書いている。あの開放感をうまく説明できない。」

[C-me]

私の場合だと、2005年4月の記憶。

[bananachips]

それ、いま、わたし。（18じゃないのが惜しい）

[itotto]

当時の記憶を思い出させてくれる良エントリ/何度も読みたくなります

[kiku72]

あぁ……

[tetzl]

うわー、わかるなー。大学に入ったとき、会社に入ったとき。知らないところに旅行にでたような、ちょっと違うような感じ。今度また東京戻るけど、もうなじんじゃったからな…

[akizukid]

私の新生活は就職の時１回のみ、大学は地元だったので

[shadow-toon]

"冷蔵庫はなるべく大きなサイズのものを買うこと！"冷凍庫が広めなのがいいよ！卵が10個置けないと不便だよ！