「ペット・サウンズ」／ジム・フジーリ - 空中キャンプ

ビーチ・ボーイズの最高傑作である「ペット・サウンズ」を題材に書かれたテキスト。著者のジム・フジーリは米小説家で、ほんらいはミステリ小説を書いている方です。とてもおもしろく読めた。ビーチ・ボーイズ*1というバンドのマジックを、きわめて詩的にテキストへと落とし込んでいるあたりにはぐっときました。装丁には「ペット・サウンズ」のジャケットが転用されている。これがちょうおしゃれ！ 日本語訳は村上春樹がおこなっています*2。 わたしももちろん「ペット・サウンズ」はだいすきなのだが、なにか特別なできごとがあったときにだけ聴こうとおもって、ふだんはなるべく聴かないようにしている。なんというか、もったいなくて聴けないのだ。たとえば、仕事帰りにひとりで牛丼を食べて、コンビニでなんとなく雑誌を立ち読みしてから部屋に戻ってくるような日に、「ペット・サウンズ」が聴けるだろうか。なにしろそこには、イノセンスや憧れや生

[thiswholeworld]

スマイリースマイル版のウィンドチャイムスはかなりいい曲。

[inmymemory]

cf. http://www.pulp-literature.com/200803b.html#13_t1

[Kiske]

ビーチボーイズってちゃんと聞いたことなかった。ペットサウンズ今度聞いてみる

[kohedonian]

たしかにマイク・ラブ極悪人みたいな書かれ方ばっかり

[kiku72]

「大コラム」ってムックに収録されてる村上春樹が書いたデニス・ウィルソン追悼文は良かった。この本も読んでみたい。

[soylent_green]

翻訳村上春樹ってのがちょとひっかかるけど読んでみようかな。

[RanTairyu]

「*2：村上は「風の歌を聴け」の中で「カリフォルニア・ガールズ」の歌詞を引用していたし、「ダンス・ダンス」

[shadow-toon]

"他人を幸福にする能力と、自分が幸福になる能力が、つねに一致するわけではない。"

[hanemimi]

「ペット・サウンズ」／ジム・フジーリ