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この喪失感は、中年の特権なのかも「モンテ・フェルモの丘の家」
家族喪失の物語、と読んだ。ありきたりな題材をじょうずに料理している。 すべて書簡形式――つまり、登場... 家族喪失の物語、と読んだ。ありきたりな題材をじょうずに料理している。 すべて書簡形式――つまり、登場人物たちの手紙のやりとりを読む形で進行する。恋も、愛も、別離も、そして死も。ただし、よくある「二人の往復書簡」ではなく、男女入り乱れて8人のやりとりを読まされることになる。メールというよりもメッセンジャーをのぞいている感覚。 でもだいじょうぶ、主要なキャラクターは二人、中年男ジュゼッペと、彼と不倫してたルクレツィアのやりとりがメインだから。中年男はアメリカへ移住し、女はイタリアの田舎暮らしにあきあきしている。それぞれの場所から、「昔はよかったね」と思い返しながら今の生活にとりくむ様子がやりとりされる。 そして、彼らを囲むように友達がいる。辛らつな言葉を交わしつつ親密な空気をかもしている仲間たち。その仲間うちで、誰かと誰かが惚れただの寝ただのといったエピソードが鼻につく。まるで大学のサークル内
2009/01/18 リンク