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坂のある非風景 冬はいつも同じ冬
忘れられない死者の袖が秋風にひるがえる。雨がはじまると夜がはじまるのか、夜がはじまると雨がはじま... 忘れられない死者の袖が秋風にひるがえる。雨がはじまると夜がはじまるのか、夜がはじまると雨がはじまるのか。あいまいな境界線に沿ってわたしの川がながれている。 橋が希望であるうちに渡らなければならない。毎年、それだけのことで来年を生きられそうな気がする。今年知ったのは、殺意を自分じしんに向けることによって世界が開かれることもあるが、そんな世界にさえともに連れ添おうとするひとの近しさがあり、それはあまりに悲しすぎるということだ。別の場所にいるのに共にいることはかなしい。共にいるのに別の場所にいる悲しさよりもかなしい。 死者とともに生きた数年がたしかにあった。私が思いを寄せていたひとが亡くなったことを知ったのはそれから何年も経ったあとだった。その遅れが現在の遅れを決定づけているような気がしている。その年月をどうやって取り返せばいいのか今でもわからない。でも取り戻す方法はあるという確信だけがあり、私