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おのうちみん(ジェンダーSF研究会会員、WEBデザイナー)
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おのうちみん(ジェンダーSF研究会会員、WEBデザイナー)
《SOG賞二〇〇五講評》 梨木香歩『沼地のある森を抜けて』(新潮社) 先祖から伝わる大変おいしい漬... 《SOG賞二〇〇五講評》 梨木香歩『沼地のある森を抜けて』(新潮社) 先祖から伝わる大変おいしい漬け物ができる「ぬかどこ」。どうゆう仕組みか、ぬかどこから現れる卵や人間たち。突然ぬかどこの管理人になってしまった主人公と、ぬかどこの奇妙な共同生活。毎日朝晩手を入れかき回す必要があるぬかどこは、まるで家事労働の呪縛のようにいつのまにか主人公を支配している。 乾いた文章で淡々と物語は進むが、実は満ち潮のように静かにひたひたと、クライマックスに向かって盛り上がって行くのだ。 死んだ時子おばの日記の恋愛/結婚話に主人公が突っ込みをいれるところはジェンダー感の変化を伝えていて面白い。現代の30代女性の目から見たらどうしようもなく、俺が俺が、と男丸出しのセクシストの山上さん。冷静な主人公と恋は盲目状態の時子おばの対比は、同時に当時の時子おばの年代の女性が感じたであろう、違和感や罪悪感を伝える。こういった