「不適切」な府の出張１万2000件 不正経理問題 国費抱き合わせ常態化（京都新聞） - Yahoo!ニュース

国庫補助金事業をめぐる１２道府県の不正経理問題で、京都府が会計検査院から不適切と指摘を受けた旅費の出張回数は約１万２０００件、消耗品費の購入による支払い回数が約３６０件に上ることが２３日、分かった。国費を使った府の用件との「抱き合わせ」出張が常態化していたことが裏付けられた。 府によると、府が２００６年度までの５年間に国土交通省と農林水産省から受けた補助金のうち旅費に充てた約２４万件（総額１３億７５００万円）が検査対象となり、このうち約１万２０００件、計４１４０万円が不適切とされた。 またコピー用紙代など消耗費は約１４万６０００件（総額不明）のうち約３６０件、計７８０万円が国から不適切と指摘を受けた。 府の太田昇総務部長は同日、会計監査院の調査対象にならなかった部局についても点検していく方針を示した。

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