機械誤作動の不運 江里口２位に「怒りは自分に」アジア陸上 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

「第１９回アジア陸上選手権」 男子１００メートル決勝 ２位に終わった江里口匡史＝８日午後、神戸ユニバー記念競技場(門井聡撮影)（写真：産経新聞） 抜群のスタートを切り、加速につなぐ。「出た瞬間、いったと思った」。江里口自らが好記録を予感した直後に、不可解なピストル音。「振り向いたら、自分のところに赤旗があった」。フライングを宣告されたのは、他ならぬ江里口本人だった。 しゃがみこみ、うなだれ、レーンを後に。だがその後、機械の誤作動が判明。１０分後に仕切り直しのレースに臨んだが、「僕自身、動揺しなかったわけじゃない」。前日の予選と準決勝、さらに１本目でも最速だったリアクションタイムは、８人中７番目。序盤の立ち遅れを盛り返せず、隣のレーンの中国選手に優勝をさらわれた。 左足首付近の故障が尾を引き、春先は精彩を欠いた。だが、復調途上で臨んだ６月の日本選手権で３連覇を果たし、今大会では予選、準決

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機械誤作動の不運　江里口２位に「怒りは自分に」アジア陸上