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富士と生きる:世界文化遺産候補の風景/1 未来と伝統育むすそ野(その2止) /静岡 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
◇信仰守る、若き御師 「単なる観光地ではない」−−山梨・富士吉田 優美な姿で人々を癒やし、力を与えて... ◇信仰守る、若き御師 「単なる観光地ではない」−−山梨・富士吉田 優美な姿で人々を癒やし、力を与えてきた富士山。近年では“パワースポット”として注目を集め、訪れる若い世代が増えているという。その山麓(さんろく)に、伝統文化を守るため奮闘する若者がいる。 山梨県富士吉田市で400年以上続く御師(おし)の家「筒屋(づづや)」の第20代当主、小澤輝展さん(36)。吉田口登山道の起点となる、北口本宮(ほんぐう)冨士浅間神社の権祢宜(ごんねぎ)でもある。 御師は、古くから富士山に登拝する「富士講」道者たちのため祈とうし、自宅を宿泊所として提供してきた。同市上吉田の国道139号両側には「御師街」が広がり、最盛期の江戸時代末〜明治初年には86軒の御師の家が並んだ。今も、面影のある建物が約20軒残る。 小澤さんは、御師ら約40人でつくる「北口御師団」の最年少。98年、亡くなった祖父の跡を継ぎ当主と
2012/01/01 リンク