子の命守る 課題今も 被災３県の保育士が仙台でシンポ （河北新報） - Yahoo!ニュース

東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島３県の保育関係者らによるシンポジウムが２６日、仙台市青葉区のアエルで開かれた。 宮城の保育士らでつくる実行委員会が主催し、約４００人が参加。岩手県保育連絡会事務局長の桜庭志美子さん、仙台市南光台北保育所の保育士加藤雅世さん、福島市の「さくら保育園父母と職員の会」会長の佐藤秀樹さんが登壇。３県の現状と課題などを語った。 桜庭さんは「『震災当日は行事があり、帰宅した子どもが多かった。全員いたら津波から逃げられたか分からない』という声もある。保育園は子どもの命を預かる場所。職員配置基準を引き上げるべきだ」と指摘した。 加藤さんは、仙台市が震災後に南光台北保育所など２カ所の民営化を決めたことを「震災後の子どもには残酷な環境の変化」などと訴えた。 佐藤さんは「放射能の問題は終わっていない。どうすれば健やかな子育てができるか、もんもんとしている」と胸の内を

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