＜関電＞期間終了後も節電要請継続へ 数値目標は設けず （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

関西電力は２７日、３月２３日に終了する「昨冬比１０％以上」の節電要請に関し、期間終了後も数値目標を設けない形で節電要請を継続する方針を明らかにした。原子力発電所の再稼働時期が不透明なことや、フル稼働が続く火力発電の定期検査が必要なため、十分な余力が確保できないとしている。関電は同日、１２年３月期の連結業績予想も発表。最終（当期）損益が過去最悪の２５３０億円の赤字（前期は１２３１億円の黒字）になるとした。 八木誠社長が記者会見して明らかにした。春以降の電力の需給について関電は、安定供給に最低限必要な余力３％は確保できるものの、発電所のトラブルや急な需要増の可能性もあるとして「無理のない範囲で節電を」（八木社長）と継続を求めた。需給見通しを精査したうえで、企業や家庭への周知方法を決める。 関電は業績予想で、原発停止などによる火力発電用の燃料費が前期比約４０００億円増の８０００億円規模に上る

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＜関電＞期間終了後も節電要請継続へ　数値目標は設けず