＜岐阜・壁倒壊死＞被害者の両親、解体業者らを提訴 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

岐阜市で１０年１０月、解体中の工場外壁が倒壊し下敷きになって死亡した川瀬友可里さん（当時高校２年、１７歳）＝岐阜県大垣市＝の両親が２９日、解体工事を発注した会社や解体を請け負った会社など３社と経営者ら４人を相手取り、約１億６３００万円の損害賠償を求める訴えを岐阜地裁に起こした。 両親が提訴したのは▽発注した「かんぜん」▽元請けの「松原建築商事」と社長▽下請けの「丸萬後藤興業」と社長、専務、現場責任者。 両親は、被告らが解体工事の専門知識を持ち、事故を容易に予想できたのに事故防止をしなかったなどの過失があると主張。「発注者も建物の構造計算書などを受注会社に交付せず、工期も約１カ月半と短かった。発注額も低額でずさんな工事を誘引させた」などと訴えている。原告の弁護士は「発注元まで責任を追及することで事故原因を明らかにしたい」と話している。 一方、被告の３社は「訴状が届き次第、誠実に対応した

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＜岐阜・壁倒壊死＞被害者の両親、解体業者らを提訴