実在人物の住民票を不正入手か＝「櫻井信哉」に成り済ます―オウム高橋容疑者 （時事通信） - Yahoo!ニュース

地下鉄サリン事件の殺人容疑などで特別手配されている元オウム真理教信者高橋克也容疑者（54）が、実在する人物の住民票を不正に入手し、潜伏先のアパートの契約をしたとみられることが6日、捜査関係者への取材で分かった。 住民票は偽名として使っていた「櫻井信哉」名義で、警視庁は高橋容疑者が実在する人物に成り済まして生活していたとみて行方を追っている。 高橋容疑者は最近まで、川崎市川崎区の建設会社にこの偽名で勤務。元信者菊地直子容疑者（40）が逮捕された後の4日、同市内の金融機関で現金数百万円を引き出して逃亡したとみられ、警視庁は沿線の駅などから防犯カメラの画像を回収し、解析を進めている。