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【伊藤園】お茶“一本足打法”からの脱却で2014年に営業最高益を狙う
数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線... 数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。 バックナンバー一覧 「お茶ブーム」に乗って成長してきた伊藤園はブームの終焉とともに訪れた原材料価格の高騰で収益の低迷に苦しんだ。だが、緑茶飲料以外の商品の強化で、再び成長と高収益を狙っている。 伊藤園といえば緑茶である。同社を代表する商品「お~いお茶」は、緑茶飲料市場で45%超のシェアを誇る。 1995年には1000億円に満たなかった緑茶飲料市場は、「お茶ブーム」に牽引され、その後10年間で4.5倍の4470億円にまで成長した。緑茶飲料で他社の追随を許さない伊藤園は、市場の急拡大によって高成長と高収益を享受してきた。同社の2007年4月期までの売上高営業利益率は7%を超える。薄利多売が当たり前の飲料業界においては、異例の高さだ。
2012/02/23 リンク