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『舞妓はレディ』 周防正行 - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
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『舞妓はレディ』 周防正行 - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
このところシリアスな作品が続いた周防正行としては、1996年の『Shall we ダンス?』以来じつに18年ぶり... このところシリアスな作品が続いた周防正行としては、1996年の『Shall we ダンス?』以来じつに18年ぶりとなる娯楽作である。下敷きとなった『マイ・フェア・レディ』(1964)は、ロンドンの下町英語(コックニー・イングリッシュ)しかしゃべれない花売り娘(オードリー・ヘプバーン)の発音を、言語学者(レックス・ハリソン)が上流階級の英語(クイーンズ・イングリッシュ)に矯正する物語であった。ジョージ・キューカーのカラフルな映画世界への憧憬の表明といえる。そして、今作では鹿児島弁と青森弁のハイブリッドという、日本列島を縦断するなんとも荒唐無稽な訛りを発明して、昨年ブームとなったNHKドラマ『あまちゃん』の訛るアイドル像(三陸訛りや琉球語 [ウチナーグチ]など )の競演に目配せしているだろう。 しかし、ナンセンスなアナグラムで塗り込めていくというのは、周防作品としてはごく最初期からの得意技であ