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読んでおくべき「アルツハイマー病研究,失敗の構造」 - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
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読んでおくべき「アルツハイマー病研究,失敗の構造」 - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
ピッツバーグ大学/香港科技大学教授であるカール・ヘラップ教授によって書かれた話題の本「アルツハイマ... ピッツバーグ大学/香港科技大学教授であるカール・ヘラップ教授によって書かれた話題の本「アルツハイマー病研究,失敗の構造」を読みました.アルツハイマー病(AD)研究の歴史と課題が分かりやすく書かれています.認知症診療に携わる人,AD治療薬に関心がある人は「研究の現在を理解する」ために,ぜひご一読することをお勧めします. 本書の伝えたいことは「アミロイドβ(Aβ)がADの唯一の原因であると考えることは間違いであり,ADの研究や治療法開発が,Aβを諸悪の根源と考えるアミロイドカスケード仮説に基づくものばかりになってしまった現状を改善する必要がある」ということです. 例えば話題の抗体薬レカネマブは,脳からAβを除去しますが,ADの進行は若干抑制されるものの止めることができません(抑制は悪化率で27%,実数では9%).つまりAβはADの単独犯ではなく,アミロイドカスケード仮説だけではこの疾患のメカニ