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比企谷八幡「だれかが風の中で」 : SSまにあっくす!
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比企谷八幡「だれかが風の中で」 : SSまにあっくす!
カタンコトン、カタンコトン。 規則正しい電車の揺れに、ふと比企谷八幡は目を覚ました。 軽く伸びをす... カタンコトン、カタンコトン。 規則正しい電車の揺れに、ふと比企谷八幡は目を覚ました。 軽く伸びをする。固めの座席に慣らされた背骨が音をたて、微かな痛みが心地よさをもたらす。声を出さずにあくびをひとつかいて、スマートフォンで時間を確認する。午前9時34分。乗車してから2時間半といったところだ。 窓の外を見る。流れてゆく風景は一面が田園、いくつかの工場が遠くに並んでいる。空は雲ひとつない快晴で、夏の旅に最適の日和だといえる。 車内に目をやる。平日だからか、人は少なく、みな思い思いに過ごしている。外の風景を見る者、寝ている者、友人とゲームをする者、一人読書をする者。こんな時間から酒を飲んでいる者もいる。 なんだか心が弾むのを感じて、柔らかい笑みがこぼれる。乗車前に買っておいたペットボトル飲料を喉に流し込む。ひどく気分がいい。きっと今回の旅は良いものになる。静かな確信が胸によぎった。

