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だから中古車市場には"ハズレ"が多く残る…いい商品が消え、悪い商品が売られる「構造的問題」
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だから中古車市場には"ハズレ"が多く残る…いい商品が消え、悪い商品が売られる「構造的問題」
例えば、中古車を売る人は「車が事故車だったか」「どのように使われてきたか」をよく知っている。しか... 例えば、中古車を売る人は「車が事故車だったか」「どのように使われてきたか」をよく知っている。しかし、買う人は見た目や簡単な説明だけでは、その車の本当の状態を十分に判断できない。 逆の場合もある。保険に加入する人は自分の健康状態や運転のクセを保険会社よりよく知っている。企業が従業員を採用するときも、応募者本人は自分の能力や努力の程度をよく知っているが、企業はそれを完全には知らない。 情報の非対称性があると、取引相手の質や行動を正確に見抜けない。そのため、いい取引が成立しにくくなったり、契約後に行動が変わったりする。 ここで登場するのが、逆選択とモラルハザードである。 ここで、逆選択とモラルハザードの違いを押さえておこう。 逆選択は、取引する前に相手のタイプや品質がわからない問題である。中古車の品質が買い手にはわからない、保険に入る人の健康リスクが保険会社にはわかりにくい、といった場面で生じる

