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「酒をやめる」と決意した翌朝、40代男性は亡くなった…精神科医が15カ月向き合ったアルコール依存症の現実
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「酒をやめる」と決意した翌朝、40代男性は亡くなった…精神科医が15カ月向き合ったアルコール依存症の現実
アルコール依存症になるのはどのような人で、どんな治療方法があるのか。精神科救急病院で働く駒木爽さ... アルコール依存症になるのはどのような人で、どんな治療方法があるのか。精神科救急病院で働く駒木爽さんが書いた『精神科医おどおど日記』(三五館シンシャ)から、ある患者の事例を紹介する――。 アメリカ合衆国建国の父であるベンジャミン・フランクリンはこう言ったという。当たり前だろ、と言うなかれ。酒は素晴らしい飲み物であり、それゆえついつい飲みすぎてしまう。かく言う私も琥珀色の液体に人生を狂わされる一歩手前まで行ったことがある。 40代の阿川信宏さん(仮名)が、母とともに外来にやってきた。事前に母親から、息子が連日大量に焼酎を飲み、アルコール依存症になっているから治療してほしいという連絡が入っていた。阿川さんも「罪」を背負った一人であった。 母親の後ろから嫌々といった様子で現れた男性は痩せ型で肌の血色も悪い。彼が入ってきた瞬間、酒臭しゅしゅうがぶわっと広がる。室内だというのにチンピラがつけるようなダ

