エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
こうしてぼくらは出会った - 集英社新書プラス
2023年3月28日、一人の音楽家が世を去った。 坂本龍一、71歳。 彼は誰なのだろう? 世界のサカモト。リ... 2023年3月28日、一人の音楽家が世を去った。 坂本龍一、71歳。 彼は誰なのだろう? 世界のサカモト。リベラル左派の聖人。テクノ音楽機械。それとも高学歴コメディアンのはしり? つまるところ「教授」なのか。 1968年の夏、新宿通りに面したピットイン・ティールームのいちばん奥の席。 16歳の私が17歳の坂本に初めて会ったとき、ダウンライトの下で黒い塊に見えた。 眉も眼も、鼻や唇もみんな太く大きい。無造作な長髪、ほどよく着くずした制服。低い鼻声で好奇心に満ちた目の動き。 じきに互いの本をやりとりするようになった。 たぎるものを秘めた先輩と後輩。それぞれに「牙」を感じていたと思う。騒乱の街はすぐ窓の下だ。 彼はすでに伝説だったのである。 前衛ジャズの轟音の中で、けれど言葉はいつも途切れてしまう。 8年ほど前から2人とも悪性新生物と親しくなって、深夜にメールが来るようになった。 ポツリ、ポツリ