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「タイ式民主主義」の分水嶺 やがて迫られる日本の決断
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「タイ式民主主義」の分水嶺 やがて迫られる日本の決断
タイは今、歴史的転換点を迎えている。2020年初頭から始まった反体制運動は、8月にはタブーだった王室批... タイは今、歴史的転換点を迎えている。2020年初頭から始まった反体制運動は、8月にはタブーだった王室批判に踏み込んだ。タイの背骨である王室の改革を望む声の高まりは、社会全体の大変革を予感させる。7000社以上の企業が進出し、邦人学校の規模が世界有数を誇る日本にとっても、「対岸の火事」では済まないだろう。 反体制運動の中心は、大学生や中高生などの若年層である。明確な指導者を持たず、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を通じた緩やかな紐帯を保ちながら、各地でそれぞれが運動を展開する。彼らに共通する願いは、国是とされる「タイ式民主主義」の改革であり、ひいては、王室に代表される伝統的権威に物申すことである。 この体制は、国王の信託を得た者が、民衆の幸福のために政治を行うのが良いとする考え方である。既存の特権階級にとっては、タイの民主主義は上から与えられるものであり、選挙で民衆(下)の意見を