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ノルウェーと比較すれば日本漁業の問題は浮き彫りに
日本とノルウェーではTACの中身とその運用が大きく異なります。また、北欧の漁業や水産関係者にとっては... 日本とノルウェーではTACの中身とその運用が大きく異なります。また、北欧の漁業や水産関係者にとっては、日本の現状には関心が高く、「日本と同じ轍を踏んではならない」ケースに写っています。 この期間に、世界では17の目標からなる持続可能な開発目標(SDGs)が15年に国連で採択されました。その中には14「海の豊かさを守ろう」が設定され、世界はその目標に向かっています。その中で水産資源に最も重要な14.4「MSY(最大持続生産=魚を減らすことなく獲り続けられる最大値)に基づく資源管理」が、北欧・北米・オセアニアといった漁業での先進国においては、多くの魚種で達成されて行きました。ところがわが国では、多くの魚種で資源の減少が止まっていない状態です。 漁獲量が大きく減った例は、サケ、サンマ、スルメイカ、イカナゴ、ハタハタをはじめ枚挙にいとまがありません。また、数十年単位でみると漁獲量が激減しているニシ
2022/02/20 リンク