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ナショナリズムとシーレーン 南シナ海で中国を動かす2つの力
米外交評議会のエコノミーとレヴィが、5月16日付ワシントン・ポスト紙掲載の論説で、南シナ海での最近の... 米外交評議会のエコノミーとレヴィが、5月16日付ワシントン・ポスト紙掲載の論説で、南シナ海での最近の中国の行動に対して、米国がレトリックだけでなく実際の行動を以て対応しなければ、米国の信頼は損なわれることになる、と述べています。 すなわち、ベトナムが領有権を主張している水域での、中国による石油掘削には、単なる資源獲得のみならず、より本質的な二つの力が働いている。一つは、ナショナリズムである。掘削は、ベトナムの海岸から120海里、ベトナムの経済水域(EEZ)内にある、パラセル諸島近海で行われている。中国は、歴史的利用と実効的な主権の行使に基づく島への領有権を主張し、パラセルを1974年から占拠している。パラセルから後退することは中国の名声に打撃を与えるが、支配の強化は国内でのリーダーシップを強化することになろう。 二つ目に、中国指導部は、南シナ海のシーレーンを支配したいという動機も持っている
2014/06/28 リンク