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レンタカー客は殺人犯!? 業界を悩ます訴訟問題
「またかよ、勘弁してくれ!!」 レンタカー会社の役員は叫ばずにいられなかった。昨年11月に世間を震撼さ... 「またかよ、勘弁してくれ!!」 レンタカー会社の役員は叫ばずにいられなかった。昨年11月に世間を震撼させた元厚生事務次官宅連続襲撃事件。同23日に小泉毅容疑者が警視庁に出頭した際乗っていた軽自動車のナンバープレートには、レンタカーであることを示す「わ」の文字が入っていたのだ。この役員は「他社の車両であってくれ」と願いつつ、確認作業に追われた。 犯罪に使われた車がレンタカーであるかどうかは今、この業界にとって死活問題である。きっかけは、昨年5月に仙台地裁で下された判決。2005年に仙台市内の商店街で暴走したレンタカーのトラックが7人を死傷させた事件で、被害者の遺族は、犯人に車を貸したニッポンレンタカーにも責任があるとして損害賠償を請求、仙台地裁は「トラックの運行供用者として責任がある」とする判決を下したのだ。大方の予想を裏切る判決だったが、衝撃に輪をかけたのが、同社が「遺族の心情を考慮する」
2009/01/24 リンク