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Hugo Strikes Back!: 江戸時代の残酷見世物
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Hugo Strikes Back!: 江戸時代の残酷見世物
橋爪紳也の「化物屋敷 遊戯化される恐怖」という本は、日本のお化け(化物)屋敷の成り立ちについて記され... 橋爪紳也の「化物屋敷 遊戯化される恐怖」という本は、日本のお化け(化物)屋敷の成り立ちについて記された興味深い本(西洋と違い日本では建物そのものが超常化することはないという指摘とかなるほどと思わせる)だけど、その中で紹介されている19世紀の江戸で打たれた現在のお化け屋敷の嚆矢といえる残酷な見世物興行がとても面白い。 化物細工の見世物に物語性を加えた最初の興行師が菊島千吉である。天保七年(1836)の六月、千吉は京都嵯峨釈迦如来の出開帳が行われていた両国回向院で「寺島仕込怪物問屋」と称する興業を打った。 小屋の表側には、看板がわりにひとつの「場面」が用意されている。深山幽谷の巌の上に、役者そっくりに似せられた仙人の人形が一体据えられている。その手に提げた鉄鉢からは絶えることなく水が噴出している。それを、これまた役者に似せた天竺徳兵衛人形が頬杖をついて眺めているという「場面」である。人々は、