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『ヒューゴの不思議な発明』のパンフ問題 - そして、人生も映画も続く
マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』は、アカデミー賞を5部門受賞し、無事先日公... マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』は、アカデミー賞を5部門受賞し、無事先日公開されて入りもいいと聞く。今まで書かなかったが、その劇場パンフをめぐって個人的に大変な目にあったので、一応顛末を書いておく。 『ヒューゴ』は、1930年前後のパリを舞台に、忘れられた大監督ジョルジュ・メリエスを少年と少女が再発見する物語だ。当然ながら、劇場パンフでは代表作『月世界旅行』を始めとして、メリエスについての詳細な解説が求められる。ところが現在販売されているパンフには、メリエスに関する記述は皆無に等しい。 実は私は、パンフにこの映画とメリエスの関係について6400字で書いてくれと東宝ステラから依頼され、丸2日かけて書いた。アメリカのメジャー作品のパンフに書くのは初めてなので知らなかったが、原稿はすべて英訳し、アメリカ本社の許可を得るという。私の文章も翻訳されて東宝国際部経由で、米パラマウ
2012/03/06 リンク