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英国のエネルギー危機 明かりが消えるまで後どれくらいか? JBpress(日本ビジネスプレス)
厳しい寒さの中で幕を明けた2009年初頭、英国の電力需要はピーク時に59ギガワット(GW)に達した。 その... 厳しい寒さの中で幕を明けた2009年初頭、英国の電力需要はピーク時に59ギガワット(GW)に達した。 そのうちの45%強は北海のガスを燃料とする発電所からもたらされた。さらに35%ほどが石炭、15%弱が原子力、残りがその他諸々の動力源で賄われた。 緩やかな経済成長が再び始まると仮定すれば、英国がこれと似たような状況に対処するには、2015年までに64GW程度の電力が必要になるというのが妥当な推測だ。それだけの電力をどこから手に入れればいいのだろうか。 北海のガスは英国に大きく貢献してきたが、供給量は1999年にピークをつけた。それ以来、供給量は半減しており、2015年までにはピーク時の3分の1に落ち込む見通しだ。また2015年までには、現在国内に10基ある原子力発電所のうちの4基が閉鎖される予定で、新たな原子力発電所が稼働するのは、それから何年も先になる。 一方、石炭は手に負えない
2009/08/17 リンク