アジアの銀行、変化に適応しなければ手痛い報い

（2013年1月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙） ニューヨーク市場に上場している中国の広告会社フォーカス・メディアは、昨年暮れに監督機関に提出した最新の報告書で、会社の非上場化を進めるための資金調達計画の詳細を開示した。 調査会社ディールロジックによれば、31億ドル規模の取引は中国で過去最大のレバレッジド・バイアウト（LBO）になる。 株式の買い手には、フォーカス・メディアの会長のほか、カーライル、シティックキャピタル、そしてゴールドマン・サックスとテマセクで幹部を務めたフランク・タン氏が中国で創業したファウンテンベスト（方源資本）というプライベートエクイティ（非上場株）投資会社3社が名を連ねている。 一方、15億ドルのデットファイナンスの最大部分は、中国の政策銀行である国家開発銀行と、2番手クラスだが商業銀行の色彩が濃い中国民生銀行から調達するものだ。従来は、こうしたLBO向けの貸

[kinbricksnow]

影の銀行が登場し、貸し出し事業のうちリターンが最も大きい部分をさらっていった。アジアの銀行はリスクが最も低く、利幅が最も薄い事業を手がけている

[daybeforeyesterday]

うーむ

[jt_noSke]

ふーむ

[godmother]

「経常収支や財政収支の赤字が拡大するにつれ、中国の銀行のバランスシートの質が悪化していく。預金残高の伸びと流動性も損なわれる。すると、今度は緩衝材となる自己資本が減り、金利に上昇圧力がかかる。」