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シリア:化学兵器使用は越えてはならない一線 (2/2)
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シリア:化学兵器使用は越えてはならない一線 (2/2)
もしアサド氏が罰を逃れたとすれば、少なくともオバマ氏が大統領でいる間は、誰も米国の脅しを真に受け... もしアサド氏が罰を逃れたとすれば、少なくともオバマ氏が大統領でいる間は、誰も米国の脅しを真に受けないだろう。例えば、イランや北朝鮮はなぜ、オバマ氏が自国の核兵器開発計画について偉そうなことを言うのを聞かねばならないのか? 慎重に、だが断固として踏み入るべし 化学兵器使用の報告を受けて軽率に行動するべきではない。反体制派の主張は検証する必要がある。先の化学兵器使用疑惑について調べるため既にシリア入りしている国連調査団は、直近の攻撃が起きたとされる現場に入るべく最大限努力しなくてはならない。 報告が事実であると判明した場合、もしくは調査官が検証する機会を与えられなかった場合、国際社会は行動を起こす必要がある。米国が単独で責任を背負うべきではない。アサド政権を支持してきた中国とロシアも、自国さえもが調印した行動規範の順守に対する責任を負わなくてはならない。 だが、中ロ両国を説得できない場合、米国