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緊縮財政を称賛するIMFの愚 JBpress(日本ビジネスプレス)
(2010年10月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「政府による力強く、信頼性のある複数年の財政赤字... (2010年10月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「政府による力強く、信頼性のある複数年の財政赤字削減計画は、債務の持続可能性を確実にするために不可欠である。この計画によって、高いものにつく国家財政への信頼喪失というリスクが大幅に軽減され、バランスの取れた回復が支えられる」 国際通貨基金(IMF)のスタッフは、英国の財政戦略をこのように評価している。ジョージ・オズボーン財務相は有頂天になっているに違いない。これはただの評価以上のものだ。ラブレターである。 英国の財政戦略へのラブレター だが、それも驚くには当たらないだろう。IMFが多額の構造的財政赤字を抱える先進7カ国(G7)加盟国の急激な財政引き締めを非難したとすれば、その方が異例だろう。 IMFはしばしば、「概ね財政ばかり(It’s Mostly Fiscal)」の頭文字だと言われる。つまり、IMFが緊縮財政を称賛することは、犬
2010/10/05 リンク