●海運大手３社、決算に陰り！？

株式市況/株式情報 ブログ 海運大手３社－日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107）の決算に陰りの色が濃くなってきた。 中国向け鉄鉱石輸送の鈍化を背景に、これまで収益のドライバーとなっていた不定期船部門が大幅に落ち込んできている。 ２７日の３社の決算発表を見てみると、０９年３月期の連結営業利益見通しを、日本郵船は小幅ながら上方修正したが、商船三井と川崎汽船は下半期に不定期船部門が落ち込むことを背景に下方修正。 また、上方修正した日本郵船も「実態としては上半期の貯金を下半期にはき出す格好」（甲斐幹敏経営委員）とコメント。 海運大手の株価は、いずれもＰＥＲが２～３倍台、配当利回りが年間で７～８％、ＰＢＲは１倍割れとなっている。 株価は、経営危機まで織り込んだものとみられる。 今後も先行きの中国の鉄鋼需要をみながら神経質な推移となっていきそう。 ■もっと株式投資情報を探す

[shin924]

株価は、経営危機まで織り込んだものとみられる。今後も先行きの中国の鉄鋼需要をみながら神経質な推移となっていきそう。