偏った無農薬野菜信仰はまずい: 体にガタがくるまえに

食べもの、特に農産物について農薬や化学肥料の事が言われ出してからかなりたちます。 20年くらい前にはよくポストハーベストなどと言ってアメリカの輸入野菜などの収穫後の農薬や殺虫剤についてやっていたものです。 いまでは無農薬野菜や有機野菜などを売りに宅配や通信販売をしている所も多く、それ自体はいい事です。 ただあまりにも無農薬信仰、有機野菜信仰が行き過ぎて、農薬や普通の野菜を過度に悪いもののように言い出す人も出てきました。 また輸入農産物に対しても過度に農薬を気にする人もいたりします。 まぁどんなものでも過度に偏った人は出てくるものですが、あまり科学的ではないものを信じ込んでしまうのは困りものです。 まず日本の輸入の検査や基準は厳しいですから、普通に輸入されてきたものはたいてい安全です。 むしろ一般の国産野菜のほうがそういった検査がされていないで輸入品以上に残留農薬があるものだってあります。