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奥田健次の教育改革ぶろぐろ部: どうしようもない校長
数年前、自分が教育相談(スクールカウンセラーではない)をやっていたときの話だ。教育委員会から派遣... 数年前、自分が教育相談(スクールカウンセラーではない)をやっていたときの話だ。教育委員会から派遣されて地域の小学校を巡回していく。ある日、巡回先の養護教諭から、ある不登校児(A児)についての相談を受けた。詳しく話を聞いてみると、明らかに虐待があるのだ。ネグレクトというタイプの虐待である。ネグレクトとは、保護者が養育をおろそかにする、または完全に拒否することである。 ネグレクトという用語は、そのままカタカナ語として定着してしまった。つまり、昔の日本にはこんな問題など無かったのだろう。いわば舶来種の病気みたいなものだ。 このA児であるが、まず保護者が夜まで帰らなかったり外泊したりして、学校側からなかなか連絡を取ることができない。家庭訪問は拒否され続けている。それでも、心ある養護 教諭がA児の普段の状態を心配して、自宅まで様子を見に行ってみると、玄関から見えた部屋の中はゴミだらけ。ゴミの様子から
2005/10/23 リンク