めでたし、めでたし♪ ～『大鳥毛庭雀』（『舌切り雀』）その1２〈終〉～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

『大鳥毛庭雀』［『舌切り雀』］の続きだよ！ 今回で最終回！！！ ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して利用しています。 国立国会図書館デジタルコレクション - 大鳥毛庭雀 2巻 ※画像はクリックすると拡大します。 本文 【くずし字クイズの答え】 さ◆かへ◆け◆る◆こそ◆めてた◆けれ 【原文】 爺婆、愈々《いよ／＼》、富貴《ふうき》の財に長く栄へけるこそ目出度けれ。 【さっくり現代語訳】 盗賊の手からも逃れた爺と婆は、竹筒の力によって、ますますお金持ちになり、末長く幸せに暮らしたのでした。 めでたし、めでたし♪ 【解説】 長く栄えたと言っても、ジジとババですからねえ、寿命が（笑） いや、この時代のジジとババだから、意外と若かったかも！ 四十代とかかも！ めでたしで終わったのですが、何か釈然としないのはどうしてでしょうか？ 千両箱を積み上げて金持ち自慢してるみたいで

[URURUNDO]

じじとばば、若かったと思いますよ。「村のはずれの船頭さんは　今年６０のおじいさん〜♬」という歌がありますよね。今の６０はおじいさんという感じじゃない^^

[bob0524]

西暦が導入されるまでは干支で出版年を示していたんですね。当たり前ですけど。

[keiko-blog]

益々お金持ちになっても使いきれなかったかも。え～っと輪っか山富三郎さんわかっちゃうところが怖いです(笑)座頭市のご兄弟？でしたよね。

[mojinosuke]

ジジババの人相の悪さは昇華されるのかと思ったら、結局どうにもなりませんでしたねｗ　輪っか山富三郎は、関係者も含めて怖い人ばかりでしょうから、切り上げた方がよいかもしれませんね。

[kanahiro9-22_22-8-8]

最終回ごくろうさまでした(*´▽｀*)久しぶりに最後にすべて持っていかれましたね～(笑)輪っか山富三郎(笑)個人的には爆笑でございます（´∀｀*）ｳﾌﾌ

[ColdSnap]

確かに、ジジババといっても、現代でいう40歳代とかじゃないかという気がします。

[munazouchan48]

ジジババはすっかりオシャレして、お大尽ぶってホントやな感じですねえ・・・足元に千両箱なんか山積みですし！あ、これはこれは若山さんでしたか・・・てっきり勝新さんかと思いましたー (ﾟ∀ﾟ)

[harienikki]

左ページの戯作者の名前が皆ちょっと妙ちきりん🎵

[tayorako]

やっぱり幸せにお金は関係するっていうことですかねぇ。めでたし…うーん。色々考えちゃいます。

[kapibara5168]

何故か、「良かったねぇ、お爺さんお婆さん…」という気持ちにならないのは守銭奴風に見えるからでしょうか笑 若山富三郎さん、顔と名前は何となく出てきますが、ちょっとレベルが高すぎるかも…^^;

[toikimi]

「釈然としない」昔話のナンバーワンですね。おもしろかったです♪

[bi1dama]

きひみハマめさん、お疲れ様でした。「若山富三郎」さんですか？この箇所だけスラスラ分かってしまい、きひみハマめさんから「そこ？」と呆れられそうでドキドキしています。

[happy-ok3]

こんばんは。＞「竹筒の力によって、ますますお金持ちになり、末長く幸せに暮らしたのでした。」老後の心配がないというのは、いいですね。めでたしですね！優しい顔になって行ったかもしれませんね。(#^.^#)